またまた映画の感想です。無職イェエエィなmameuです。イエェイしてる場合かよ、はまったくもってごもっとも!もう少ししたら、たぶんちょっとがんばります。
イラストがアレですが、リース・ウィザースプーンさん好きです。この人の出てる映画、あんまりハズさないですよね。一番好きなのは「キューティ・ブロンド」です。突き抜けたおバカキャラもさすがなのです。とてもしゃくれてるけど美人!に見える不思議!なのか知らないけど、演じるキャラクターがいつも最高なのかも。
ただのいい話で終わらせない、本当っぽさがせつない
毎回ですが、ここからネタバレただもれです。
スーダンでの過酷なお話や、難民キャンプでの生活など、前半部分がけっこう長い。リースさんいつ出てくるの?ってなります。でも、この長い前半がないと、アメリカに来てからの彼らの「戸惑い」がわからなかったかもしれません。
電話が鳴って警報だと思ったり、スーパーの廃棄食品にびっくりしたり。
そりゃそうなんですが、当たり前だと思っていることが当たり前じゃない場所から来たら「戸惑い」ますよね。でもこの「戸惑い」が前半があることでより理解できるというか……その人の立場になって、を体感しやすかったんです。
そして何より、映画のタイトルにある「グッド・ライ」。お話の中にも”いい嘘とは”というのが出てきます。観てるうちに、やっぱり嘘つくんだろうなぁいつかなぁというのが気になりだします。このタイミングなのかな、と。
予想していた部分が外れ、いつかないつかなと考えていたところでドガーン!とやってきます。もうなんてタイミングになんてことするの!ってやつでした。あああもうせつないよおおおお。
せつなさの原因は、やりきれない気持ちになるからです。映画だからこそ、ただの”いい話”にもできたはず。でも、この映画は、そうじゃないんです。素敵な人もたくさん出てくるし、いい話じゃないわけでもないけど、最後に現実を突きつけられるというか。
本当にドガーン!ときましたし、せつなかったです。そこのタイミングかよおぉおってなりました。感動した!とかじゃなくて、ただただ驚いたのと、少しせつなくなっていろいろ考えちゃう感じでした。
重くしすぎないところが好き
重めなテーマのこの映画ですが、重すぎない。ところどころポップな感じだったり楽しそうな部分だったりも描かれています。そんな中で特に好きなのが、この”牛”についてのやつ。
故郷スーダンでは、牛を飼って暮らしていた彼ら。何かっちゅーとすぐに牛に会いに行き、牛と話したいというのです。精神安定剤的な存在になる牛。また、牛かよ!ってなります。
あと、ライオンについても楽しいです。そりゃそうだけど、面白くなっちゃような描写にしてあるのがたまらなかった。そうなんだ!の知らないことも知れて楽しい。ライオン好きですし。おんおん。
以上!です!